葛根湯の特徴と主な効能

「葛根湯」とは、本来的には漢方の一種でとして配合をされるものでありケミカルドラッグとして販売されている市販の医薬品とは少々毛色の異なるものとなっています。

ただ「葛根湯」という名前そのものズバリで販売している製品もあり、有名なのがツムラの「葛根湯」です。

他にもカンポウ専科の「葛根湯エキス顆粒Sクラシエ」といった製品も多くの店舗で市販されています。

「葛根湯」という名称が登場するのは漢方の原典である「傷寒論(しょうかんろん)」や「金匱要略(きんきようりゃく)」といった書物で、服用をすることで風邪の諸症状や肩こりに効果があるとされています。

化学薬品とは少々異なる性格を持つ製品ということもあり、メーカーごとに特に製品に特徴があるわけではなく、漢方成分をどのように飲みやすくするかということが工夫の点となっています。

こんな症状の時におすすめ

漢方全体に言えることなのですが、天然成分由来だからといって好きなタイミングで飲んで良いということはなく正しく使用をしないと思わぬ副作用を引き起こすことがあります。

風邪をひいたときなどは抗生物質を含む薬剤が多く処方されるのですが、そうした薬品を嫌う人などもこの葛根湯を好んで服用するという傾向が見られます。

葛根湯を服用する人によく見られるのが「漢方は効くと思って数日服用したけれども全く効果が感じられない。やっぱり科学的な薬品の方がいいのか?」といった疑問を持たれる方です。

化学薬品と漢方のどちらが効き目があるかということは決め付けはできませんが、漢方であっても体に作用を及ぼすのは化学反応であるため正しく使うということをまず薬剤師とはすすめたいところです。

葛根湯の効き目を十分に引き出すには、空腹時を避けて飲むということと、飲む時にはできるだけ「白湯(ぬるめに冷ましたお湯)」を使うということです。

正しく使えば薬品以上に効果のある漢方なので、上手に使用をしていってもらいたいです。